いけ花の更新が滞っていましたので、まとめてご紹介します。
本堂入り口にサンシュユの一種生け。
サンシュユは枝が太い。初めて生けましたが、お正月の梅の一種生けを思い出しました。
ナタ等を駆使しながらなんとか完成。〝くばり〟で生けましたので、その点は生けやすかったです。
体先が長めになってしまいましたので、眞も副もいつもより長めに生けています。
さて、お次はサンシュユの前週に本堂入り口に生けました。エニシダと小菊の二種生けです。
前の週に引き続き二週連続です。前週は枝を落し過ぎましたので、今回は出来るだけ枝を残して生けています。
真ん中の写真は、ゼンマイ・薔薇・ユキヤナギ・グリーントリュフの四種類で自由花です。
ゼンマイをどうするか、撓めが効かないので最後の最後まで悩んだ記憶があります。
最後は、変化系の花器ということで、針金を使って形を整えています。
ラッパスイセンは今回〝葉〟を捨てて〝色〟として使っています。
花器中央の枝がチャームポイントです。有ると無いでは全然違うと思いますが、如何でしょう?
駆け足でご紹介しましたが、いけ花も〝限りある命〟と向き合うきっかけの一つかもしれません。
お参りの際、目に触れると幸いです。